今日はクリスマス。
子供の頃はサンタさんからプレゼントがもらえると思って
クリスマスが近くなるといつもワクワクしていた。
でももう大人になった今は、
日ごろお世話になっている人にプレゼントをあげる立場。
今日は私がサンタになり、家族一人一人プレゼントを渡した。
みんな喜んでくれたみたいですごく嬉しかった!!
でももう一人忘れてはならない人がいた。
それは父方のおばあちゃん。
白血病で入院しているおばあちゃんに
クリスマスプレゼントを渡す為、病院に行ってきた。
ずっと前からマドレーヌが食べたいと言っていたので
プレゼントと一緒にマドレーヌも持っていった。
喜んでくれるかなぁ~なんて考えながら病院へ。
おばあちゃんに会ってビックリ。
おばあちゃんの髪の毛が全部抜けていたのだ。
帽子をかぶっていたから直接見たわけじゃないけど、
本当に驚いた。抗癌剤の副作用の影響だろう。
1週間以上会っていないうちにこうも変わってしまうなんて・・・。白血病の恐ろしさを目の当たりにしてとてもショックだった。
おばあちゃんは、私の突然の訪問をとても喜んでくれた。
プレゼントを渡すともっと嬉しそうに見えた。
「りりーちゃんが来てくれてとても嬉しいわ。
プレゼントもどうもありがとう。おばあちゃんは幸せ者ね。」
とおばあちゃんが笑顔で言った。
プレゼントは決して高価なものではなかったけれど
おばあちゃんはすごく喜んでくれた。
今までいつも何かをしてもらってばかりいて、
何もしてあげられなかった分、
おばあちゃんに喜んでもらえて本当にうれしかった。
おばあちゃんの言葉が暖かくて、うっすら涙が出てきた。
結局プレゼントで何をあげるかということよりも
相手のことを思う気持ちが一番大切なんだろうな。
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