Black Swan ☆☆☆☆☆

前から観たいと思っていたナタリー・ポートマン主演の「Black Swan」を鑑賞してきました。

ニューヨーク・シティー・バレエ団に所属するバレリーナの二―ナ（ナタリー・ポートマン）が「白鳥の湖」のプリマを演じるまでの壮絶なストーリー。「白鳥の湖」のプリマは一人二役で、性格の全く違う白鳥役と黒鳥役をこなさないといけないのですが、この難役を追及していく中で精神的に追い詰められていくヒロインをナタリー・ポートマンが見事に演じきっています。


今回の作品でアカデミー賞が噂されているナタリー・ポートマンですが、映画を観て納得！それだけ彼女の演技素晴らしくとても感動的なものでした。この役をこなすための底知れぬ努力が彼女の肉体やバレエで踊るシーンなどからよく伝わってきます。元々スリムなのにもっと細くなっていてしかも筋肉がすごい！まさにプロのダンサーという感じ。映画の中で二―ナが"Just wanna be perfect"「ただ完璧になりたい」と言うシーンがあったのですが、まさに完璧主義者に見えるナタリーにもこの役と重なる部分が多々あるんじゃないかと思ってしまいました。

今までの彼女の映画ではほとんどなかったセクシャルなシーンも話題となってます。ライバル役のミラ・クニス、そして元プリマ役のウィノナ・ライダーもいい感じです。衝撃的なラストも見どころ。おススメです！