チェックインが終わり、セキュリティーゲートへ進むとき、私がシカゴへ出発する時のことを思い出した。お父さんとお母さんが、私がセキュリティーゲートを抜けて見えなくなるまでずーっと一生懸命手を振っていてくれたことを。
「寂しくなるね」と私が言ったらお父さんが「全然!」と強がって言った。でも顔はとても寂しそう。ウチのお父さんらしい瞬間だ。
今度は私が二人を送る番。私もずっと二人が見えなくなるまで手を振り続けた。寂しかったけど、お互いに笑顔で別れられた。
両親は私とトラさんが仲良く暮らしていることを実際に見て少し安心して日本へと帰っていった。私が元気にしているところを見てもらえてよかった。
二人が完全に見えなくなると急に寂しさがこみ上げてきて、目頭が熱くなった。
さぁ、今度はいつ会えるかな?
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